犬が滑らないフロアコーティング

リビングで犬がダッシュするときに走り初めに空回りすることがあり、
妻の要望でフロアコーティングをしました。

５年前の新築時にはペットを飼うことは想定していなかったのですが、
居住中の施工となると施工工事中は１日家を空ける必要があります。
家具の量が少なければ業者で対応できますが、
もしコーティングするなら入居前が良いと思います。

横浜市内にショールームのある４社を見学、見積りをいただき選びました。

名称	ショールーム	広さ
愛犬の床 エコプロコート	https://www.aikennoyuka.com/modelroom/	大
カラー	https://www.uv-colors.jp/showroom/	大
GOOD LIFE	https://www.good-life.co.jp/showroom/#s1	中
CleanExpress	https://www.noritz-procoat.com/showroom/	小

犬を２頭連れてショールームに行きました。
コーティングありとなしを比較できます。
広いところはちょっとしたドッグランですが、
狭いところはテーブルを置いた打合せコーナーの床で、少し歩いて確かめる程度です。
ショールームのコーティングなしは、かなり滑る床です。
自宅の床はコーティングなしですが、それほどひどくは滑りません。
ショールームほどの効果はないと思いましたが、
妻の要望が強く、施工することにしました。

ペットが滑らない床で１日で施工できるとなるとUVコーティングになります。
紫外線で硬化する透明の塗料を塗装するという方式は同じで、
各業者ごとに塗料の成分が異なる（摩擦係数も違う）ようです。

費用と保証からカラーのワンラブコートを選びました。
３０年保証で自然にひび割れや剥がれが出た場合の他に
過失や故意の場合でも２回（１回で１０か所まで）無償で直してもらえます。

犬の歩く２階リビングと、滑った実績のある階段を施工することにしました。
（施工数日前にも階段で転び、肉を切って階段の角を凹ます程の怪我をしました）
朝９時から施工開始で夕方終わるまで臭いがきついので在宅できません。
鍵を預ける必要があると思ったのですが、今回は預けなくて良いとのことでした。
施工中、玄関ドアが開けっ放しなのが気にはかかりましたが。

予定よりも早く終わったと連絡をもらって帰宅しました。
当日は特に気にならなかったのですが、
後日、床をよく見ると元々へこみのあった部分が気になりました。
コーティングでへこみは埋まると思っていたのですが、
塗料の層は薄いためへこみに沿って塗られるだけで埋まらないとのことです。
犬の毛が混じっている部分があると思い、業者に来ていただいたのですが、
毛ではなく、もともと傷のある部分がコーティングによって目立つようになったものでした。

コーティングによって床の光沢は上がりますので、
傷やへこみは目立つようになります。